4つのクワドラントとレバレッジと資本主義

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4つのクワドラント。

言わずと知れた 金持ち父さん貧乏父さんの著者ロバート・キヨサキ氏が広めた考え方。これについては、検索すればもういくらでもブログ記事が出てきます。またかと思われた方や、※こいつも詐欺師かと思われた人も多いと思います。
(※怪しい金融商品のセミナーに行くと、よくこの話が出てきます)

でも、ちょっと待ってください。

他のブログには書かれていないことも述べたいているので、もう少しお付き合いください。

4つのクワドラントについて、知らない方もいるかと思いますので、改めて説明すると、経済活動している個人を4つに分類するという話です。

どのように分類しているかというと、

E:Employee、サラリーマン

S:Self-employee、自営業者

B:Business Owner、オーナー経営者(サラリーマン社長はここには該当しません)

I:Investor、投資化

これを四象限に分けて、左上にE、左下にS、右上にB、右下にIを配置します。
(図はまた今度作ります)
ググれば一発で出てくるので、ググってみてください。

よく書かれいることとして、労働収入と権利収入についてです。左半分のEmployee(サラリーマン)とSelf-employee(自営業)が労働収入なのに対して、右半分は、権利収入だということです。

でも、あるとき、もっと衝撃的なことに気づいてしまったんです。それは、この4つのクワドラントをレバレッジの切り口で見たときに見えてきます。

レバレッジとは、自分のチカラを、他からのリソースを用いて膨らませることです。抽象的ですね。具体的な例を見てみましょう。

例えば、100万円持っていたとして、もう100万円を銀行から借りて何かビジネスを始めるとか、
株の信用取引で、100万円の証拠金で、300万円分の株を買うとか、
あるいは、
人を雇って、代わりに作業してもらったり、考えてもらうことなども、広義の意味ではレバレッジです。

資金やマンパワー、思考などジャンルは違えど、レバレッジをかけているわけです。いち個人の持っているチカラを膨らませているわけです。このレバレッジをの意味を理解すると、資本主義の本当の姿が見えてきます。

まず、Investor(投資家)から見ていきましょう。この人達のレバレッジって何倍でしょうか?

分かりやすいのは、先に述べたように、株ですかね。信用取引で、自己資金を3.3倍まで膨らませて、取引することができます。あるいは、どこかの通信会社のように、銀行からお金を借りて、海外のベンチャー企業に投資するなんてこともできます。投資先では、人が働いているわけです。なので、おカネの面でも、人の面でも、たくさんのレバレッジがかかっています。

次に、Business Owner。こちらも、銀行からおカネを借りたり、従業員を雇用して、働いてもらったり、アイデアを出してもらうなど、多くのレバレッジがかかっています。

次に、Employeeを見て見ましょう。こちらは、レバレッジ何倍でしょうか?自分の働いた分しかもらえませんね。なので、レバレッジ1倍です。

最後に、Self-employeeですが、こちはどうでしょう?こちらも、自分の働いた分しかもらえないので、レバレッジ1倍ですね。

ん?

ここで、何かおかしいと思いませんか?EmployeeとSelf-employeeで、違う属性なのに、レバレッジが同じというのは…。
ちょっと考えてみましょう。

まず Self-employee(自営業、個人事業主)を見てみまょう。フリーのデザイナーやコンサルタント、あるいは、鍼灸師さんなどが具体的な職業です。自分で働けば、働いた分だけ、売上(所得)が増える。どうやらこちらは、間違いなく、レバレッジ1倍で良さそうだ。とするなら、どうやらEmployeeの方がおかしそうだ。

流れ的には、E < S < B < Iだと美しいが、

とするなら、EはSのレバレッジ1倍より少なくならないとおかしいのだが…、

と、このあたりで気づく人がもいるかと思います。

そう、株式会社であれば、株主という存在います。既に出てきた、Invesorの人たちです。
配当金というカタチで、この人達に、リターンを出す必要があります。さらに…、いるでしょ、あなたの隣にも、給与に見合った働きをしないおっさん。とにかく、批判やダメ出しだけで、何も生み出さない人達。批判やダメ出ししても、売上(この人たちの給与の原資)は増えません。何も生み出さないのに、給与は高い。こういう人達にも、会社は給与を出さなきゃいけない。当然、原資は稼いでいる人の稼ぎから。そう、以上のことから、Employeeのレバレッジは1未満になるんです仕事して稼いでも稼いだ分未満しか、もらえない。

ここで、「ムキー!オレ様のことことを搾取しやがって!」

と思ったあなた、でもね、それもまた違うんですよ。ここで資本主義に対する理解が必要なんですが、

資本ておカネのことです。

そして、

主義ってのは中心だってことです。

つまり、おカネが中心の社会。

そして、あなたが働いている会社は、その中心物であるおカネを出している人、つまり出資者がいるから、そもそも今現在存在しているわけで、加えて、彼らはものすごいリスクを取っているわけです。

それに対して、Employeeはどうでしょうか?

働いているだけ…。

言われたことをやっておけば、かならずおカネがもらえるわけです。でも、ビジネスオーナーや投資家に、そんなものはないんですよね。いくら汗水垂らして働いても、意思決定が間違っていれば、リターンはゼロ。投資した分があるので、トータルではマイナス。あるいは、意思決定が間違っていなくても、天災や疫病などで、ビジネスがダメになることもある。

ある投資ファンドのマネージャが言っていました。
「米国は、努力の他に、リスクを取ったこともちゃんと評価してくれる。でも日本は、努力は評価してくるれけど、リスクを取ったことは評価してくれない」と。

そう、投資家やビジネスオーナーは、リスクを取っているんですよね、レバレッジの他に。

だから、収入が高い。

リスクを引き受けていないEmployeeはこの資本主義の原則からして、どうしても収入が低くくなるんですよね。

さらにもう一つ…、

Employeeは、固定給である以上、働いて成果を出せば出すほど、レバレッジが悪化します。これ、裏を返すと、働かないと、レバレッジが良くなるということです。

働かなければ働かないほど、レバレッジが改善するw

もちろん、現実的には、まったく働かないってわけにはいきませんが、でも、いるでしょ、働いているフリだけしている人(本人にその自覚がない場合も含む)。この人達は、自分の投入量より、多くのリターンを得ているという点では、合理的と言えるかもしれまんせん。少なくとも、短期的には。そして、幸か不幸か、日本の大企業だと、こういう人たちって、なんだかんだと、定年までいたりします。

働けれは働くほど、レバレッジが悪化する…。日本の多くの会社の人事制度がこのような仕組になっていると気づいたとき、なんかもうアホらしくなった。

「結果を出せば出世して、将来にはちゃんと帳尻が合う」

なんてことを思った人もいるかもしれませんが、本当にそう思ってます?そんなのは、子供騙しです。そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない。今のような不確実性の高い時代、そうならない可能性の方が高いんじゃないでしょうか。今我慢して、将来リターンもらうより、今働いた分を今貰う方が賢明。

そう考えたとき、大きく分けて2つの選択肢がある。

・対象を変える。つまり、会社の人事制度を変える。
・自分を変える。レバレッジ1倍以上の働き方に移る。

当然、前者は不可能なので、後者を選ばざるを得ない。

その後者だが、Self-employee、Business Owner、Invesorと3つある…。

どうしたかについては、また次回。

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • アイコン変わりましたね!
    憎めないというか愛らしいというかとにかく可愛いですね、ムーミン。

    今回も気付きを与えて貰えてハッとさせられました‥
    仕事全体の流れがわかる様になっていかに効率良く定時に帰るかを考えながら会社に貢献してる自分エライわ~パチパチってうぬぼれてたけど、実はどんどん貧乏になっていたとは。
    先週の仕事中この記事の事が頭の中をグルグルして、何だかな~ってモヤっとしてました。

    この現実に気が付くとイロイロアホらしくなる気持ち、おこがましいですけど私も少しわかりました。

    続きが早く読みたいので楽しみに待ってます❢

    • 仕事全体の流れを見て、効率よくお仕事されているのですね。
      素晴らしい!
      自分が所属している会社のビジネス全体の流れを俯瞰して見れる人って、実は多くないですよね。
      多くは、自分や自部門にとっての最適化を考えて、仕事をしている。

      アイコン、お褒めいただきありがとうございます。
      友人のデザイナーさんに描いてもらいました。
      受け取るときに、

      「カシワさん、お腹出てたから…」

      と…。
      どうやら、そのデザイナーさんには私がムーミンに見えていたようです…。

      • > 受け取るときに、
        > 「カシワさん、お腹出てたから…」
        > と…。

        すみません。犯人です。
        ワタクシとしたことが、そんな失礼なこと言ったかしら。。。(言った)

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